相続で引き継いだ山林があるのは知っていたが、行ったこともない場所が大半で、まずは確認、ということで、いろいろ動いているところ。聞くと、ひとまず森林簿というので確認できるということを聞き、最寄りの湖北森林整備事務所というところにいって、森林簿を閲覧してきた。先日からコピーもOKになったとのことで、コピーをもらってきた。PDFにもしてもらえるようだが、この日はまだ出来なかった。
この森林簿で全部わかるかというと、そうではなくて、かなりアバウトに線が引かれていて、実際のところ、現地に行くなり、近所の方に話を聞くなどしないとわからない。それでも、登記されている地番と照らし合わせるとおおまかにあの辺りにあるのだな、ということはわかる。
しかし、現場に行っても、正直、よくわからない。特に問題となるのは境界で、聞くと、たいていはフクラシという常緑樹が植えてあるそうなのだが、その姿が見えない。境の木としては、スギ林の場合、ヒノキで一列に植えることで境としている箇所もあるとのことだが、この場所はそういうわけでもなさそうだ。
他に尾根や谷筋が境となるとの話もあるので、地形と位置関係を照合して、なんとなくここかな、というのはわかったが、境については大変心もとない。全国でこんな状態になっている、ということは、もうその制度設計というか、仕組み自体に問題があるということなんだろう。というか、林業が未だ前近代をベースにしている、ということなのか。
ひとまず、撮影した写真をアップしておきます。(所有林以外も含む)