チェルノブイリを訪問したイギリスの観光客がキエフの空港で放射能チェックにひっかかった、という記事

 こちらによると、2016年5月20日、キエフ郊外のボリスピリ空港でチェルノブイリ観光をしてきた旅行者がロンドンへ向かう飛行機に乗ろうとしたところ、基準値を超える放射線量が検出された、とのこと。他の社の記事や公式サイトも見てみたが、それ以上の詳細は伝えられていない。

 訪問しただけで衣服等に付着した放射性物質が反応する、というのはちょっと考えられないように思うので、何かを記念に持ち帰ろうとしたとかかな、とも思ったが、ようわからん。

 こちらの記事によると、2015年7月にもラトビアからの旅行客が同様にボリスピリ空港で放射線チェックにひっかかった、という記事があり、原因は放射能を帯びた航空機の方位磁針で、やはり記念に持ち帰ろうとした、とある。こうしたことは時々あるようで、この件が2015年1-7月で7件目とあるので、1ヶ月に1回は作動してる、ってことになる。まあまあ多いような気がしないでもない。

 キエフ・ボリスピリ空港にはянтарь(ヤンターリ・琥珀)という放射線管理システムがあり、こちらの記事の写真を見ると、普通に人々が行き交うスペースにさりげなく設置されている。

 実物を意識してみたことがないので、次に行く機会があったら、探してみよう。


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