チェルノブイリ森林火災の原因(続き)

 今朝、「チェルノブイリ森林火災についての識者コメント」という記事で、火元について、タバコのポイ捨てか何か不明だが、何らかの火の不始末が原因ではないか、と書いたが、やはり放火ではないか、という記事も出ていたので、紹介しておく。

 こちらの記事によると、人為的な放火である根拠として、川の両側で火元が見つかったことを挙げている。確かに両側でたまたま不始末が重なった、というのは、考えにくいかもしれない。

 同じ記事で、春になると無許可でチェルノブイリの立入禁止区域内に侵入してくる「ストーカー」が増え、犯人がそうしたストーカーの中にいる可能性も指摘されている。ここでいう「ストーカー」とは、つきまとい行為をする人、という意味ではなく、タルコフスキー映画の「ストーカー」と同じ「道先案内人」のこと。ウクライナ発のゲーム『S.T.A.L.K.E.R. SHADOW OF CHERNOBYL』の影響で若い人の間にチェルノブイリ詣でをする人が増えた。

 あと、もう一つ書いておくと、キエフ市内にもチェルノブイリの森林火災の煙が到達し、臭いを感じた、とする記事も出ていたが、同じ記事内の記述によると、それはチェルノブイリのではなく、ドニエプル川左岸の野焼きが発生源とのことで、当日の風向きからもありえないので、おかしいなと思っていたが、これで謎が解けた。

 同記事内で、「どのようにして放射能から身を守るか」という記述があったので、ついでに次のエントリーで訳しておきます。


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