さて、子供が早めの昼寝に入ったので、つらつらと最近の育児日記をひとつ。
ここのところずっと父子家庭状態になっていて、職場と保育園と家の3点往復運動を繰り返す毎日。数日おきにスーパーなどに行ったりするが、ほぼ単調といってもいい日々が続いている。とはいえ、子供が日々昨日とは違う何かをするので、単調ではないのだが、毎日気づいたら寝る時間で朝起きて、あまり考える暇もなく、日々が過ぎていく状態が続いている。
子供を一時保育にあずけているので、帰宅時間は早めなのだが、帰宅して、食事の準備をしつつ、食器片付け、朝の食器洗い、洗濯、散らかったおもちゃの整理などをし、食事を一緒に取って、食休みに映像なり絵本などを読みつつ、そのうちうんちをしたりするので、慌てて風呂の準備をして、うんちの後始末などをし、風呂に入り、上がったら、肌のケアをし、牛乳を飲ませ、部屋を暗くして少し遊ばせた後、歯磨きをして、就床の時間、という感じ。
就床後、すぐに寝る日もあれば、1時間以上グズグズとする日もあって、なかなか対応する側も大変。こちらもいろいろとすることがあって、就床後にしようと思っていることが出来ない場合もあり、相手がある場合は待ってもらったりすることもあって、何かに追われるような日々が続いている。
そして、朝が来て、すでにその時点で遅刻なので、急いで嫌がる子供に着替えをさせ、食事をさせる。寝起きで最初は進まない食事だが、食べ始めると割りと食べる場合も多いので、なかなかに時間が読めない。まだオムツは取れないのだが、さあ出発という時にウンチをしてることがわかったりして、さらに時間がかかる、というのはザラ。ゴミ出しの日にはゴミをまとめて出すとかしているとあっという間に時間がさらに経過する。
誰でもいいからせめて家の中で子供の相手をしてくれる人がいてくれたら、と思うが、核家族化が完了した今、なかなかそうはいかない。そういう意味で子供に兄弟がいる、というのはそういう役割をお互い担ってくれるので楽になる部分はあるのだろうか。経済的にはただでさえ大変な上にさらに負担がのしかかるので、プラマイでいうとどうなるんかわからんが。
書いてて思ったが、もしかしたら、もはや地縁血縁は頼れないと見切って、ちょっとした支援の必要を感じているファミリー同士でつながれるような、昔の「長屋」的な生活を望む人が増えているのだとしたら、そうした場が提供されれば、参加したいと思う家族が一定数いるんじゃないか。
あと、離婚経験者に聞くと、あまり子供のためだからといって我慢するのもよくない、とのことで、子供に我慢してる姿を見せたり、親の笑い声の一つも起きないような家で過ごすのはどうか、というのだが、こんな状態では笑う時間もなかなか取れやしない。せっかく作った食事をいとも簡単にベー、と吐き出されると普段温厚な人でもかなりイラつくはずだし、こちらが家事をしている最中に大声でぐずられると、あーもーなんやねん、ってなって、つい怒り気味になってしまう。
今はちょっと鼻づまりと咳がひどいので、かかりつけ医の診察を受け、薬をもらってきたのだが、最初の対応をまずったのか、どうしても飲んでくれない薬があって困っている。砂糖混ぜたり、コンデンスミルクにまぶしたり、それ用のゼリーを買ってきて試したりしたが、もうスプーンに赤いゼリー状の液体が乗っている、というだけで、逃げ出す始末。ただ、私も自分で舐めてみたが、かなり薬特有の味が濃く、後味も口に長く残るので、こうなってしまうのも仕方ないかなとも思う。幸い、症状は快方に向かっているので、今回は大目に見てもいいと思うが、無理にでも飲ませないといけない場合もあるだろうから、今後、そういう場合のためにスポイトか何かを用意しておこうかと思っている。
というわけで、父子家庭の大変さを身を持って体験し、やはり離婚とかはせんほうがいいなぁ、と実感しているところ。そもそもがせんほうがいいわけだが、やっぱりせんほうがいいんじゃないかいなと。