スマホの日本語入力はフリックかGodanか、それとも……

 スマホが私の日常生活に忍び込んできてまだ1年にもならないが、どの日本語入力方式を主に使うか、まだ迷っている状態。最初はフリック入力を使っていたが、途中でGoogleのGodan入力を試用してみて、しばらくはGodanの方をずっと使ってきた。

 フリック入力は以前の携帯での入力に比べると一発でかなが入力できる優れた入力方式で考えた人すごいと思うが、個人的に好きでないところとして、あ行だけが特別に入力しやすい、という点がある。短い文章を打つことが多いスマホでは、入力に手間がかかる記号などはめんどくさいので、使用頻度が下がりがちになるのだが、あ行の方が入力しやすい、ということで、特にあ行の入力を優先することはないのではあるが、自分の中での違和感を拭い去ることができなかった。その点、Godan入力はそういうことはなく、どの音も平等に打ちやすい。

 しかし、私の癖なのだろうけど、お行だけはどうしても打ち損じが高い頻度で発生してしまい、よく間違える。一番左下にあり、触りにくいからだろう。私はGodan入力を使っているうちに、両手打ちに慣れてしまったのでGodan入力の方が打ちやすくなってしまったのだが、これはローマ字入力のようなもので、子音ありの音は二回押さなくてならず、この点はフリック入力に軍配が上がる、ということになるだろう。

 実はこの文章もスマホの画面を見ながら打っているのであるが、いろいろ考えた末、折りたたみ式の携帯キーボードを買って、まとまった文章を入力するときはこのキーボードを使うことにしたのだった。今のところ、不満はない。ただ、記号の配列が私がよく使うのと違っているため、位置が覚えられずにいるが。。。

 ATOKという選択肢もあるようだが、私はATOKの言葉狩りの姿勢が好きになれないので、これは試用もしていない。他にもいろいろと独自のものがあるようなので、機会があれば試用してみようと思う。