ふと思い立って、福島ひまわりプロジェクトに参加したわけだが、なんとか開花までこぎつけた。昨日から久々の雨降りだが、ここのところ晴天が続き、ちょっと水をやらないとすぐに葉がしおれてしまうので、毎日の水やりはもはや日課となっている今日この頃、こうして花が咲いてくれるとやはりうれしいもので。
植物を育てるのは小学校以来である上、草ぼうぼうの小さな畑の草取りから始め、土作りをし、ほとんど一から育てたわけで、試行錯誤の連続でいくつか反省点はあるが、まずはなんとかこのプロジェクトの肝である「種を送る」ことができそうだ、ということで、正直ホッとしている。
ただでさえ、育児や仕事で忙しいところにこんなことを始めてしまった一つの理由は、実のところ、締め切り効果が大きかったように思う。たまたまこのプロジェクトのことを見て思い出し、あまり考えもなくシャロームさんにメールしてしまった、というのが本当のところで。
ヒマワリは育てやすい品種、とのことだが、それでもいろいろと迷うことは多かった。今回は畑の「開墾」が間に合わず、植えられる面積が思ってたよりも少なくなり、植え付け間隔を狭めにしてしまったのが反省点で、あと動物対策をしてなかったため、ビニポットから移植したての頃に畑を荒らしに来たサルにまだひょろひょろだったのを何本か折られるなどしたが、無事残りのは育ってくれた。
意外だったのは、ビニポットでは育ちの悪かったのも、地植えに移植するとそこそこの大きさに育っていること。あと、日当たりによって育ちに差が出ているのもよくわかった。
今回は実験的要素は少なめで、とにかく種が取れるところまで育て上げるのが最大の目的なので、このまま採種のフェーズまでいけるといいのだが。鳥が種を食べに来るという話もあるので、鳥対策ぐらいはした方がよいのかどうか。
まだ、1割ほどしか開花していないが、あと一週間もすれば、「満開」となるだろう。台風が来るまでになんとか実ってほしいところ。