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福島ひまわりプロジェクトの花がやっと咲いた

 今年も福島のシャロームさんの「ひまわりプロジェクト」に参加し、種を送ってもらって、2箇所に分けて植え、なんとか花が咲いた。

 今年もポット苗で育ててから定植するやり方にしたのだが、今年はなぜか最初に方に植えた株の葉が縮んでしまい、それらの育ちが悪かったため、改めて、植え直したのだった。さらに、いろいろあって、播種が遅れたため、開花までいけるのか気をもんでいたが、無事花が咲いたところで一安心というところ。

 写真は元水田だったところに植えてみた分。粘土質でうまく育つか心配だったが、それなりに肥料をやったりして、なんとか育ってくれた。

 この場所では定植したのが、旅行前日の夕方で、暗くなる中、あわててやった記憶があるので、7月上旬に定植した、ということになる。播種も6月の終わりごろだったかと思うので、遅めの播種でもこうして8月中に開花までいけるということが分かった。

 実のところ、定植時の苗は弱々しく、場所も粘土質だったので、今年は採種は厳しいかもと観念していたが、このまま鳥などにやられない限り、なんとか採種までいけそうで、よかった。

福島ひまわりプロジェクトのひまわり
福島ひまわりプロジェクトのひまわり

福島のNPOシャロームさんにヒマワリの種をレターパックで発送した

 昨日、ヒマワリの種を福島でひまわりプロジェクトを実施しているシャロームさんにお送りした。半月前には収穫してて、あとは送るだけ状態になってたのだが、なんやかんやで今になってしまった。

 収穫のタイミングをはかっていたが、早めに収穫をしたグループで種だけに選別するところまで一通りやってみたところ、やはり、まとめて作業するほうが効率がよさそうだったので、残りはほぼ一気にやった。本数でいえば数十本程度ではあったが、慣れない作業の連続で戸惑いつつの作業だった。

 種をひまわりの花から取るのは、バーベキューなどで使う網が役に立った(ウクライナ人BBQの時のゴミを引き上げてきた時に混じってたのを流用w)。あれに押し付けてこそげとると、簡単にボロボロと取れた。また、しっかり乾燥しないとカビが生える、とあったので、天日干しを数日したところ、カビは生えなかったが、一部、すでにカビのようなのが発生してるのがあったので、それは除去した。

ひまわりの花を乾燥中
ひまわりの花を乾燥中

 面倒だったのは、一緒に落ちる花の小片や実のない種を除去する作業で、箕などを使ってみたもののうまく選別できず、扇風機を持ち出してきて、延長コードでつないで、戸外で段ボール箱をセットしておいて、そちらに軽いのが飛ぶような装置を作ってみたが、これもいまいちだった。

 それでも、いろいろとやるうちにある程度は選別できた。家のどこかに唐箕という昔ながらの木製の農機具があったはずで、これは風でそうした藁屑などを飛ばす便利な機具なのだが、あちこち探したけれど見つからず、以上のような試行錯誤をしたのだった。

ひまわりの種をレターパックで発送
ひまわりの種をレターパックで発送

 ひまわりの種を送る方法で一番安いのはどの方法かと考えたが、わからず、郵便局に行って尋ねると、「第四種郵便物」というのがあって、「植物種子等郵便物」はこの分類で送付可能とのこと。こんな分類があることを初めて知ったが、重さが600gほどで、同じような値段でレターパックを使えることが判明、ちょうどギリギリレターパックに入る程度だったので、こちらを選択したのだった。

 量によっては箱で送ることになるだろうが、今年はこの程度の収量だったのでレターパックとなった。どうせやるなら、もうちょい規模を拡大してやりたいところだが、来年やるとしても諸事情で十分な世話が出来ない可能性が高く、水やりをどれぐらいしなくても大丈夫なのか、などを自分なりに計算して、できるようならチャレンジしたいと思っている。

 これで今年の私のひまわりプロジェクトのミッションはコンプリートした、ということになる。こうした畑作業は祖母のをよく手伝っていたものの、一から全部自分で計画して行ったのは初めてで、種を収穫できるところまですらいけない可能性もあったが、なんとかなった。植物を育てることが精神衛生にいいことも想定外の気づきだった。

 来年もやりたい、といいたいところだが、枯らしてしまうのはなんなので、慎重に検討したいところで。

祝! ヒマワリ開花

 ふと思い立って、福島ひまわりプロジェクトに参加したわけだが、なんとか開花までこぎつけた。昨日から久々の雨降りだが、ここのところ晴天が続き、ちょっと水をやらないとすぐに葉がしおれてしまうので、毎日の水やりはもはや日課となっている今日この頃、こうして花が咲いてくれるとやはりうれしいもので。

 植物を育てるのは小学校以来である上、草ぼうぼうの小さな畑の草取りから始め、土作りをし、ほとんど一から育てたわけで、試行錯誤の連続でいくつか反省点はあるが、まずはなんとかこのプロジェクトの肝である「種を送る」ことができそうだ、ということで、正直ホッとしている。

 ただでさえ、育児や仕事で忙しいところにこんなことを始めてしまった一つの理由は、実のところ、締め切り効果が大きかったように思う。たまたまこのプロジェクトのことを見て思い出し、あまり考えもなくシャロームさんにメールしてしまった、というのが本当のところで。

 ヒマワリは育てやすい品種、とのことだが、それでもいろいろと迷うことは多かった。今回は畑の「開墾」が間に合わず、植えられる面積が思ってたよりも少なくなり、植え付け間隔を狭めにしてしまったのが反省点で、あと動物対策をしてなかったため、ビニポットから移植したての頃に畑を荒らしに来たサルにまだひょろひょろだったのを何本か折られるなどしたが、無事残りのは育ってくれた。

 意外だったのは、ビニポットでは育ちの悪かったのも、地植えに移植するとそこそこの大きさに育っていること。あと、日当たりによって育ちに差が出ているのもよくわかった。

育ちが悪かったのもそこそこの大きさに育った
育ちが悪かったのもそこそこの大きさに育った

 今回は実験的要素は少なめで、とにかく種が取れるところまで育て上げるのが最大の目的なので、このまま採種のフェーズまでいけるといいのだが。鳥が種を食べに来るという話もあるので、鳥対策ぐらいはした方がよいのかどうか。

 まだ、1割ほどしか開花していないが、あと一週間もすれば、「満開」となるだろう。台風が来るまでになんとか実ってほしいところ。

ヒマワリ開花

福島ひまわりプロジェクトに参加、種を蒔いたところ

 今年、長期でどこかに出る予定はなさそうということもあり、福島のひまわりプロジェクトに参加することにした。畑は祖母の手伝いでミニトラクターで耕したり、獣害避けのネットを張ったりはしていたが、こうして一人で一からやるのは、小学校以来のことかも。事前にある程度調べてから着手したが、実際にやってみると、どうやればいいのか、適当でも育つだろうが、どの程度まで適当が許容されるのか、など、やはり戸惑うところも多々あった。

 特に長い間、放置していた畑の再生は大変で、なるほど、田舎の人たちが雑草を嫌う心理がよくわかった。最近では雑草を見ると気になって、刈り取りたくなるようにまでなってしまったが、こういうのはほどほどにしておかないと……。

福島ひまわり播種
シャロームさんより送っていただいた種

 あまりたくさん送ってもらっても、ということで、今年は少なめで100粒ほど送ってもらった。ひとまず、小さな畑とプランターでやってみようかと思っているところ。

 ということで、まずは播種から、ということだが、直播きでもいけそうだが、畑の状態に不安があるので、ビニールポッドで苗にしてから、というのが無難っぽいので、その準備をしておき、あとは播種だけという状態にしておいて、蒔くタイミングを図っていた。あまり早すぎても発芽しない、という情報があったので。しかし、そんなこんなしてるうちに6月になり、慌てて種を蒔いた(というか、穴を掘って埋めた)ところ。

 ひまわりの種の発芽は20度から25度とあったが、シャロームさんのサイトでは15度~20度とあり、今週はずっと20度越え25度以上になるような暑い日が続いていて、ちょっと遅れてしまったかと思ったが、昨日から寒いぐらいになり、今も20度を切っているので、ちょうどいいかも。よく知らないけど、品種によって違うこともあるだろうから、出来れば20度までの方がいいんじゃないかと。

 発芽しないのも結構あるらしいが、どれぐらい発芽してくれるか。。。

福島ひまわり播種
100粒ほどの種