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福島のNPOシャロームさんにヒマワリの種をレターパックで発送した

 昨日、ヒマワリの種を福島でひまわりプロジェクトを実施しているシャロームさんにお送りした。半月前には収穫してて、あとは送るだけ状態になってたのだが、なんやかんやで今になってしまった。

 収穫のタイミングをはかっていたが、早めに収穫をしたグループで種だけに選別するところまで一通りやってみたところ、やはり、まとめて作業するほうが効率がよさそうだったので、残りはほぼ一気にやった。本数でいえば数十本程度ではあったが、慣れない作業の連続で戸惑いつつの作業だった。

 種をひまわりの花から取るのは、バーベキューなどで使う網が役に立った(ウクライナ人BBQの時のゴミを引き上げてきた時に混じってたのを流用w)。あれに押し付けてこそげとると、簡単にボロボロと取れた。また、しっかり乾燥しないとカビが生える、とあったので、天日干しを数日したところ、カビは生えなかったが、一部、すでにカビのようなのが発生してるのがあったので、それは除去した。

ひまわりの花を乾燥中
ひまわりの花を乾燥中

 面倒だったのは、一緒に落ちる花の小片や実のない種を除去する作業で、箕などを使ってみたもののうまく選別できず、扇風機を持ち出してきて、延長コードでつないで、戸外で段ボール箱をセットしておいて、そちらに軽いのが飛ぶような装置を作ってみたが、これもいまいちだった。

 それでも、いろいろとやるうちにある程度は選別できた。家のどこかに唐箕という昔ながらの木製の農機具があったはずで、これは風でそうした藁屑などを飛ばす便利な機具なのだが、あちこち探したけれど見つからず、以上のような試行錯誤をしたのだった。

ひまわりの種をレターパックで発送
ひまわりの種をレターパックで発送

 ひまわりの種を送る方法で一番安いのはどの方法かと考えたが、わからず、郵便局に行って尋ねると、「第四種郵便物」というのがあって、「植物種子等郵便物」はこの分類で送付可能とのこと。こんな分類があることを初めて知ったが、重さが600gほどで、同じような値段でレターパックを使えることが判明、ちょうどギリギリレターパックに入る程度だったので、こちらを選択したのだった。

 量によっては箱で送ることになるだろうが、今年はこの程度の収量だったのでレターパックとなった。どうせやるなら、もうちょい規模を拡大してやりたいところだが、来年やるとしても諸事情で十分な世話が出来ない可能性が高く、水やりをどれぐらいしなくても大丈夫なのか、などを自分なりに計算して、できるようならチャレンジしたいと思っている。

 これで今年の私のひまわりプロジェクトのミッションはコンプリートした、ということになる。こうした畑作業は祖母のをよく手伝っていたものの、一から全部自分で計画して行ったのは初めてで、種を収穫できるところまですらいけない可能性もあったが、なんとかなった。植物を育てることが精神衛生にいいことも想定外の気づきだった。

 来年もやりたい、といいたいところだが、枯らしてしまうのはなんなので、慎重に検討したいところで。

ひまわりの種はいつ収穫したらいいのか

 この連休中に収穫しようとしたのだが、真ん中の方がまだ黒くなっていない。もう少し待つと黒くなるのだろうか、それとも、もう40日経過したので、収穫した方いいのか。

 リアルタイム検索すると、同様に福島のNPOシャロームさんのひまわりプロジェクトに参加している高知県の団体のことがニュースになっていた。

被災地支援のひまわりの種収穫

1万本あまりのひまわりが植えられた30アールの休耕田には、きのう、地元の住民などおよそ150人が集まり、ハサミや鎌などを使って花を摘み取りました。(中略)収穫されたひまわりの種は、重さにして230キロほどで、今月中に福島県に送られるということです。

 この「なはりきれいな町をつくろう会」という団体のFacebookを見ると、ちょうど同じぐらいの6/7に種を植えてはるので、高知と滋賀では気候も違うので一概には言えないが、やはりそろそろ収穫時期、ということになるのだろうか。しかし、開花の時期が2週間以上早いようで、もうちょい待った方がいいかもしれない、とも思いつつ。

 こういう場合の私のやり方としては、リスク分散で、一部だけ収穫してしまう、というもの。今日も明日も晴天で、収穫日和だし、幸い、まだ鳥にやられていないが、これからやられてしまうかもしれないので、今日のうちに先に咲いた先行組のうちの半分ほどだけ収穫してしまおうと思う。

収穫を待つひまわり_IMG_20150919_155913

こうべを垂れたひまわりの上にあった何かの虫の糞_IMG_20150919_161309

ショウジョウバッタ_IMG_20150919_161311