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いただきもののピスタチオに虫が入っていたのだが、そもそもなぜナッツ類の中でピスタチオだけ殻付きで売ってるのか、など

 日本に来た海外の方からナッツ&ドライフルーツのセットをいただいて、しばらく置いておいたのだが、よく見ると細かいツブツブがついてるのがあって、これは虫の卵か糞だと思い、中身を確認すると、果たして、元気に動く虫が出てきたのだった。

 殻付きアーモンドやレーズンなどいろんな種類が入っていたのだが、虫が付いていたのはピスタチオだけのようだった。量り売りとかならともかく、店頭で売っている日本の製品で虫が入っている、というのは今日日なかなか見かけなくなったが、ナッツの入れ物も手作り感満載で、潔癖日本にどっぷり浸かってすっかり感覚が麻痺しているが、食べものに虫が付くのは当たり前という事実を改めて確認したのだった。

 さて、そのピスタチオだが、以前からなぜピスタチオだけはいつも殻付きで売っているのか疑問だったので、この際、調べてみることにした。予想では、品質保持上、殻付きでないと問題が出てくるのではないか、ということで、今回、虫が付いたのがピスタチオだけだった、というのも、ピスタチオは品質の保持が難しそう、という事前の予想を補強した。

 ということで、軽くググってみると、すぐに答えはわかった。こちらなどを読むとわかるが、簡単に言うと、必ずしも殻付きである必要はないが、殻付きでない場合は見た目が悪い、というのが最大の理由のようだった。また、殻付きの場合、風味・味が変化しにくい、というのも利点とのこと。日本では殻付きが好まれるようだが、ピスタチオを原料として使う業務向けなどで殻なしでも売られているらしいし、アメリカなどでは殻なしでも売られているとのこと。

 日本で普通に売っているピスタチオはおそらくイランかアメリカ産のようで、大きなのが多いが、今回いただいたピスタチオはそれらに比べるとやや小ぶりのもので、こういうのもあるんだな、という印象。日本に入ってきているのは高価なのが多いのかもしれない。ピスタチオにかぎらず、ピーナッツ以外のナッツ類はなかなかに高価だが、日本での栽培は難しいらしい。一応、クルミについては私の田舎でも普通にあるが、くるみ割りの手間を考えると・・・。

 以前、ピーナッツの種を買ってきて育ててみたが、収穫前に何かの動物に食べられてしまって、ほとんど私の口には入らなかった。花が咲いたあと、その部分が地面に向かって伸びていき、土に刺さって、土の中で実が成る、という斬新な育ち方をする植物で「落花生」という名前はそういう性質から来ている、というのが実地に確認できただけでもよかった。

 私は毎日のようにナッツを食べるナッツ狂なのだが、ベランダ栽培ができる何かを作ってみるか。なかなか日々の生活に追われて、ベランダ菜園どころではないのだが、検討課題(ToDoリスト)にあげておくとしよう。

 グロ画像注意! ピスタチオの中にいた虫の写真をアップしておきます。別にみなくてもいいんじゃないかと思いますが……。