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台風対策で畑の支柱を固定、室内では子供の柵越えに対応

 ミニ家庭菜園を始めてから最初の台風がやってくるかもしれない、ということで、慌てて、支柱の固定を朝からやった。いつかやろうと思ってはいたのだが、いろいろとやることが多く後回しになってしまっていた。あらかじめ支柱を固定するための杭は作っておいたので、そこの手間は省けたが。杭は適当な端材をなたで適当に削って、適当に尖らせただけのものだが、十分間に合った。既成品を買ってくるのが手軽だし確実だが、「仕事」ではないので、こういうDIY的な所作も含めて楽しむもんなんだろう。

 あと、杭を削っていて思い出したのは、以前、祖母の畑の手伝いをしているときに頼まれてこういうのをいろいろと自作していたことで、初めて一からやる菜園であるが、それなりに畑仕事のやり方は少しは知っているといえるのかもしれない。性格上、諸々ちゃんとやりたい方だが、いくら時間があっても足りないので、適当でごまかすことが多いのだが、適当でもそれなりに育ってきていて、おもしろい。

 子育ても、どうしても適当ですます場面は多く、子供の相手ばかりもしてられないので、今、こうして文章を打っているすぐ横でいろいろとインタラプトしてくるのであるが、時にかまってやり、時に邪険にあしらいつつ、適度の距離感を持って接している。別に狙ってこうやっているわけではないが、バランス感覚として、この辺が適当ではないか、って感じで。

 今週から、子供がキッチンのエリアに入ってこないように設置している柵に身を乗り上げると乗り越えられることを発見してしまい、今まであの手この手で侵入しようとしてきた子供だったが、ついに方策を編み出した。ちょっと危険な方法なので、今朝その部分を手当したのだが、次はどこから侵入してくるか。

 侵入といえば、昨日、窓の外に比較的大きめの蜂がいて、その軒下には以前、スズメバチの巣があったところであり、アシナガバチにしては大きいなあ、と眺めていたら、窓の隙間から室内に侵入してきて、嫁さんと子供を急遽別の部屋に移動させ、カッパを着用して対決した。部屋をぶんぶん飛び回るので、困ったのだが、部屋の電気を消して、キッチンの電気だけにするとその周囲だけ飛び回るようになり、観察してるうちにある程度、行動パターンが読めたので、丸めた雑誌で一発で仕留めた。結果はスズメバチではなさそうだったのでよかったが、アナフィラキシーショックなどもあるので、蜂は油断できない。

 嫁さんと子供には蚊帳に避難していてもらったのだが、これは先日、この家にはムカデが時々出て、寝ているときも身体の上を這うことが以前あったので、下にも網のある蚊帳を購入したもので、早速役に立った。安物なので、ちょっと柔く、子供がすぐに壊してしまいそうなのが難点だが、今のところ、まだ持ちこたえてはいる。やはり、就寝中に足がムズムズした時に、ムカデであるはずがない、と思えるのは精神衛生上大変いい。

 畑の方でもイノシシ・サルの侵入対策で防護柵を設置しないといけないのだが、場所的に一部網を張るのが困難な箇所があり、頭を捻っているところ。その「ソフトターゲット」をやつらは的確についてきやがるので、それなりに手当しないとまずそうなので。

 トマトやナスは、始めるのが遅かったためか、あまり大きくはならず、芽かきや虫取りもやってるのだが、なかなかうまくいかないもので。それでも、初生りの小さいのを収穫して食べてみたが、普通にちゃんとトマトで、やや精神的にしんどい今日このごろだが、こういう小さな楽しみを見つけてしのいでいくのも生きていく技術なんだろう。