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先週はみっちり子供の相手をした

 先週は仕事を休んで、一人で子供の世話をすることになった。1ヶ月強、子供と会っていない期間を経て、いきなりみっちりと2人で過ごすことになり、どうなるか不安があったが、大過なく過ごすことが出来た。ただし、出迎えた時も非常に素っ気ない態度だったし、その当日中はやや距離がある感じだったが、翌日ぐらいから徐々に通常に戻っていった。

 いくつかの点で成長のあとが見られた。以前は食事などの時の場所が一定しなかったが、今回、食事の時はイスに座る、ということを覚えたようで、いつまで続くかわからないが、おやつなどもできるだけ所定の場所で食べるようにし始めた。また、人見知りを比較的しない子供であったが、人見知りをするようになった。ただ、親とその人との距離感を見定めつつ、一定時間経過すると慣れるようではあった。

 以前もいくらかあったが、大きな変化はいわゆる「抱き癖がついた」こと。昔の子育てでは抱き癖がつくので、抱っこをせがまれても抱っこすべきでないとされていたが、最近は求められれば、抱っこしてやる、ということになっている。基本的に、要求に対して無視するのは大人の場合同様、よいことではないだろうから、毎回、しっかり答えるなくてもいいので、何らかのリアクションはすべきだと思っていて、抱っこも同様にできる範囲で対応はしているが、ここ数日の抱っこ要求はちょっと度を越していて、よほど寂しい思いをさせてしまったのだろうか、とちょっと反省しているところである。

 もしかしたら、理由は別のところにあるかもしれないので、慣れてきたら、時には適度にあしらうこともしていこうとは思っているが、このあたりは様子を見ながら、ということで。

 他に、やや言葉が進んだところがあり、鉄板の絵本である「いないいないばあ」を読んでとせがまれることがよくあるのだが、この言葉に近いのを言えるようになっていた。「ないないない・・・バッ」って感じだが、これはうちの子供的には偉大な進歩で、これからもっと話し始めると面白くなりそう。

 1歳後半だが、すっかり赤ちゃんの雰囲気はなくなっていて、時々少年の表情が垣間見えることもある。これから保育園にも通わせようと思っていて、少しずつ親の知らない一面が増えていき、男親としては頼もしいと思えるが、女親的には寂しさもあるようで。

 ここ数日みっちり過ごしたこともあり、先週末は久々に3人で過ごしたのだが、男親の私の方にやたらとベタベタしてきたのが興味深かった。遊んでやるのが私の方が多いからだろう、といわれたが、これも少しずつ元に戻っていくことだろう。男女平等の世相に反するかもだが、やはり子供は女親の胎内で育ち、生まれてきて、さらに生後もその多くは母乳で育つわけで、特に乳幼児の間は女親の方が子供にとっては近い存在である、というのは実感として思うことである。

 ここのところニュースチェックもままならない日々だったが、久々に子供とどっぷり過ごし、その感想などを書いてみました。