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1歳半の子どもが「世界母乳の日」に卒乳することになったが、特に変わりはなく

 諸事情あって子どもが卒乳することになり、その影響でしばらくはグズりまくられると覚悟していたのだが、案に相違して、平生とさほど変わらず、拍子抜けしている。

 最近では、WHOの推奨の影響もあって、一昔前に比べると卒乳は遅くなっているようだが、先日、母乳がネット販売されている、というニュースもあったように、日本では完母への拘りが行き過ぎている面があるようだ。

 WHOの推奨について確認しておこうとググってみたら、こちらの日本WHO協会のサイトのPDFに「8月1日から1週間は世界母乳育児週間です」とあり、たまたま今日がその日でちょっとびっくりしているところなのだが、それはさておき、このPDFの中に「WHOは生後6カ月まで完全母乳育児を行い、その後は適切な食事を補いながら2歳かそれ以上まで母乳を続けることを推奨しています」とあり、やはり、WHOが推奨していることが確認できた。

 ただし、WHOが推奨する理由はこちらのポストセブンのサイトによると、「途上国では不衛生な水などを使った粉ミルクを飲んで感染症になる赤ちゃんが多く、乳幼児死亡率が高いからです。衛生環境が整った日本には当てはまらない」ということらしく、また、こちらのユニセフのサイトによると、「2008年、医学専門誌ランセット(Lancet)は、母乳育児を受けていない子どもは、完全母乳育児で育った子どもよりも生後6ヵ月間で命を落とす割合が14倍も高いという驚異的な事実を明らかにしました」ということで、途上国では重要な意味があるようだ。

 ググってて、思い出したが、私が時々見てたサイトは例えば、「ちょっと理系な育児」というサイトで、こちらでも「母乳は免疫学的に2歳以上まで重要」というエントリーがあったように2年以上を推奨されている。とはいえ、2年以上やらないといけないということもないだろうし、衛生環境の整ったところの場合は、様々な事情を考慮して決めればよい、ということになるだろう。

 ネットのおかげでちょっとした調べ物などで助かる場面は多いが、あまりに情報が多すぎて、どの情報に依拠すればいいのか、なかなか判断がつかないこともよくある。あまり過度に情報を追いすぎず、自分の中で適度に折り合いをつけながら、時にだらしなく、時にそれなりにきちんとやる、というぐらいが精一杯ってところで。

 今日はさすがにこの山の中でもかなり暑くなり、親子ともどもへばっていたところ、子どもが自分で引き出しから海水パンツを取り出して、水遊びをせがみ始めたのにはちょっと驚いた。ほ~、こんなことができるようになったんか~、よしよし、ほな一緒に遊んでやるか、というわけで、木陰での水遊びを先ほど楽しんだところ。両方の親から受け継いだらしい(?)自己主張の激しさには参ってしまうことがあるが、こうした驚きの日々がまだまだ続いており、基本的にはしんどい育児だが、あまりネガティブな感情に陥らずになんとか続けられている。

 別のところでネガティブな感情に囚われることがよくある今日この頃なのだが、なんとか子ども相手にはこの状況をキープしたいところで。