多分、そのうち通信社から日本語ニュース記事として出ると思いますが、一応、書いておきます。
こちらのOSCEレポートによると、
According to both Ukrainian Armed Forces and Russian Federation Armed Forces officers at the observation point, an unidentified “third party” was provoking the two sides.
監視地点のウクライナ、ロシア双方の軍将校によると、正体不明の「第三の勢力」が両勢力を挑発
というような事態が発生しているようで、戦争状態を継続したい勢力によると思われる介入が報告されている。
サイトでは、場所、爆発の様子・回数、武器の種類、攻撃の方向、日時などの表も同時に公表されており、たった一回の爆発音から非常に細かくまとめられている。以前に比べて治まってきてはいるものの、事態がまだまだ流動的で予断を許さない状況が依然続いていることを示している。
例えば、14日19時から23時半の間の報告によると「Both incoming and outgoing (could not determine the exact number of each)」とのことで、双方からの爆撃があり、どちら側からいくつの砲弾が来たかとても数えられないような状況だったことが分かる。
こうした状況下での第三の勢力による挑発は停戦合意を崩壊させかねず、双方の自重と共に、この「第三の勢力」が何者でどういう背景でこうした動きをしているのか、究明が待たれる。