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1971年滋賀県大津市生まれ。大阪外国語大学ロシア語科除籍。IT業界で働きつつ、2006年よりチェルノブイリ被災地で「ナロジチ再生・菜の花プロジェクト」、被災者互助団体「ゼムリャキ」を取材。

肩書をどうするか

 日記といえば「三日坊主」と連想してしまうぐらい、書き始めたもの途中でやめてしまうことは多いのだが、せめて最初の三日だけでも毎日書いてみよう、というわけで、今日も特にテーマを決めずに書きます。

 今、嫁さんと2ヶ月の息子が実家里帰り中で、寂しくも久々に静かな時間を過ごしているのだが、昨日も帰宅後は結局、ウェブサイト構築にかかりきりだった。こういうのは自分の性格上、「旬」のうちにある程度やりきってしまわないと途中で放り投げる可能性があるので。

 広告の扱いをどうするか、ジャーナリスティックな活動をしている方の中には、広告が自分の活動には合わないからと一切広告を入れない主義でやってらっしゃる方も結構いるようだが、私はその辺りあまりこだわらないようにしている。福島原発事故後からYouTubeに映像をアップロードするようになり、YouTubeから広告挿入が可能になった、という知らせが来た時にちょっと悩んだが、基本的には入れることに決めた。講演の映像などでは自分の映像というわけではないので当初は入れないようにしていたが、編集とかアップロードとかの手間はかかっているわけではあり、今後は入れることにすると思う。(※このあたりの感覚は子供が出来て、変わったと思う。どんな手段でも稼がないといけない、という強いインセンティブが働くようになった、というわけで)

 自分がジャーナリストなのかどうか、広義に「記録する人」ととるとそうだといえるが、各種メディアに定期的に出稿するとかしてるわけでなし、どうも気恥ずかしく感じてしまう。自分の肩書きをどうするか、フリーでやっていくなら、仕事の依頼の多寡を大きく左右するし、非常に重要だと先輩には諭されたが、自分の活動実態を一言でバシっと言い表せるのがなく、名刺を作るときなど毎回悩んでしまう。主な収入源という意味でいえば、私はここ10数年ずっと、そして今現在も「プログラマ」ということになるわけだし。

 「ドキュメンタリスト」というのが候補だったが、まだ一つも映画としては完成させていないのにドキュメンタリストもないだろうし、以前蓮實氏が「ドキュメンタリー映画とは呼ばず、ただ映画といえばいい」という旨のことを述べていたことがあるが、これは「ドキュメンタリー映画」というと「社会派で問題提起するものでなくちゃならない」という窮屈感が半端なく、私のようなちゃらんぽらんには向かないと常々感じていたので、いろいろと得心した気がした。

 ある程度、自分の中では方向性は決めてるつもりなのだが、肩書を決めてしまうと可能性を狭めてしまうような気もしている。自分でも「えーっ、世間ではこっち方面に需要があったのか!」というときに軌道修正が無理なく出来るようにしておきたいみたいで、てへへへ。というわけで、肩書をめぐる自分の旅はもうちょい続くかな~、というところで、今日の駄文を締めておきます。

少しずつサイトの体裁を整えているところ

 とりあえず、最初の投稿とプロフィールだけは書いたものの、デザインというやつはいくら時間があっても足りない。時間をかければかけただけ基本的にはよいものが出来るプログラミングとは違い、デザインは、これは誰にでも当てはまるわけではないと思うが、時間をかけ過ぎると明後日の方向に行ってしまうことがよくあって、そういうセンスがないのは40年以上も生きてるといやというほど理解しているわけなのだから、適当なところで引き上げるのが良さそう、ということに気づいたところ。

 WordPressには無数のイカしたテーマがあって、眺めてるだけで楽しいのだが、いざ自分のに適用しようとすると、なんかおもてたんとちがう感が出てきてしまう。多分、自分にはオシャレ過ぎるんだろう。というわけで、結局、今の最新のデフォルトテーマを元にちびちびとカスタマイズすることにした。

 デフォルトテーマはクールでアートな黒基調となっていて、まずはこれを変えようとしたが、そう簡単には変えられず、プラグインというもので対処することにした。検索するといろいろと皆さん苦労されているのがわかったが、定番のやり方が複数あるようで、このあたり、WordPress界隈の裾野の広さを思い知った次第。ちなみに私はFourteen Colorsを使った。

 ひとまず、そんなことはいいから、はよチェルノとか福島情報アップして、という声が聞こえて……はまだ来ないけどw、こうして文章を日々公開目的で書くこと自体に今は意味があると思っているので、しばし我慢してお付き合いください。

 というか、まだ誰にもこのサイトが出来たとは言っていないので、アクセスはほとんどなく、Google先生にもまだ見つかっていないらしいのだが、archive.org が早速アクセスしてきたのには感心したというか、なんというか。今、テスト的に友人知人に知らせず、SNSでも拡散せずにどれだけアクセスが来るか試しているのだが、さすがにこのままではこのブログがあること自体周知されないのかもしれない。そういえば、木嶋被告もブログをアップしてしばらくはまったく話題にならなかった、という話をこの前知ったが、高度情報化社会といっても意外とそんなものなんだな、と。(今、アクセスして知ったが、ブログは停止し、有料メルマガに移ったとのこと。「木嶋佳苗の拘置所日記」)

 あまり「有用な情報」をアップすることにこだわらず、特にカテゴリー「身辺雑記」は無駄多めな感じで行くことになるかと思いますが、よろしくお願いします。

ウェブサイト作りました

 勤め人になり、まとまった休みが大変貴重となっている今日この頃、2ヶ月の赤ちゃんを抱え、家の中での雑用が山ほどある上に、仕掛かったまま中途半端で止まっている大きめのTodoがいくつもある中、さて、このゴールデンウィークはどこから手を付けようか、と考えていたのだが、そうした自分が止めていて各方面に迷惑をかけている諸々は棚に上げて(おぃ)、この際、前からやりたかったが多忙につき出来なかった何かをすることに決め、しばし考えた結果、自分のウェブサイトを作る、というToDoをこなすことと相成った。

 一応、ホームページはインターネット普及期=前世紀の終わり頃にエディタで直にタグを書きながらいくつも作ったものだが、もう10数年自分の個人サイトはブログなども含めて作ってこなかったので、最近のウェブ事情にすっかり疎くなっていた。少し調べると、よほどマイナーな技術を使わない限りは山のように参考情報が読める状況で、こうして公開するところまでそうハマることなく来ることが出来た。

 ドメインをどうするか、これは後からは簡単には変えられないので結構悩んだが、ダメ元でWhois検索したら、なんと「miyagoshi.net」というドメインが空いていて、あっさりとこれに決まった次第。

 仕組みはPHPやMySQLについて、それなりに知識はあるので、メジャーどころのWordPressでこれもあまり悩まずに決まり。

 ブログは無料ではなく、格安レンタルサーバーで運用することは決めていて、さくらインターネットの一番安いの借りて、さくらのブログで運用しようと思っていたが、別途さくらのメールボックスというのを使っていることもあり、せっかくなので、別のを物色することにした。WordPress運用では人気があるらしいXServerかWordPress専用のwpXを検討していたが、その関連会社でさらに低価格のミニバードというのがあることを知り、ここで運用することにした。

 今朝、登録して、こうしてすぐに運用を開始することができるとは、昨今のウェブ事情ではごくごく当たり前の話なのだろうけれど、やっぱり、ちょっと感慨深いものがある。正直、文体をどんな感じでやっていくか、決めきれていないのだが、途中で変わるのも味があるでしょうし、このまま第一回目の投稿といたします。

 今後、自分の関心事について、情報発信していきますので、よろしければ、時々サイトを訪れてやっていただければ、と思います。