エネルゴダールの貯水湖を見てみよう、というわけで、少し足を伸ばした。
「注意! 水泳・魚釣り禁止」と書かれていて、車両重量1.5t以下、車高1.9m以下、車間距離20m、速度10km制限という標識がある。
なんとドラム缶の浮力で保っている浮き橋だった。
やたらと水面が近く、車で渡るのはちょっと怖い。1.5tを超える車だとやばいことになる(つまり沈んでしまう)のか、というと、一応大丈夫だったが、サビだらけで結構老朽化してる様子だったのでマジ怖かった。
ザポロージェ火力発電所。煙突から盛んに水蒸気が出ている。
ほとんど海の風格のある貯水湖。対岸は見えない。琵琶湖は山に囲まれているので対岸が見えないことはまずないが(南北に見ない限りは…)、その広大さが分かる。ちなみに当然ながらダムに沈んだ町や村が数十町村はあったとのこと。
最後に、橋のところに書かれていたもので、「ゴミを捨てるな、砂採取は厳禁」などと注意喚起がなされている。こういうのは個人が書いてるのか。犬の見張りがなんとか、とも書かれてもいるが、他の場所でも使われていない建物に犬が何匹も放たれていて、地元の人が「警備員たちさ」とニヤリとしながら言っていた。こういう番犬は本当に噛み付くので、近づかないのが無難。