宮古島観光の目玉はダイビングやシュノーケリング、ビーチで海水浴など「海で楽しむ」系ということになるだろうが、子連れだとなかなか海は大変。別の場所で、子連れシュノーケリングなどもやってみたが、子供の世話で手一杯になる面があるので、子供が小さいうちは体験型よりも見て楽しむ系が無難といえるかも。
子供が喜んだのは北部にある宮古島海中公園で海の中の魚をじっくりと観察できるスポット。海中公園はいくつか行ったことがあって、あまりクリアに見えなかったりする場合もあるのだが、ここは新し目であるためか、そこそこクリアに見えた。日や時間帯によって透明度に大きく差があるようだが。子供は魚がマイブームらしく、「カタナ、カタナ」と叫び(まだサカナと発音できない)、なぜかハイテンションになって大はしゃぎしていた。
子供はカニもなぜか好きなのだが、ビーチなどにいるヤドカリを見ても喜んでいた。小さい子供にとって、動いている生物を見るのは興味深いことであり、近場で石をひっくり返すと発見できるダンゴムシとかアリとかでも十分楽しめるものなので、子供が小さいうちの遠出の旅行は大人メインで楽しめばよいのではないか、と思ったりした。
島内には何箇所かマングローブ林があり、そのうちのひとつ、島尻のマングローブ林に行った。海水と淡水の狭間でたくましく育つ植物で近年減少傾向にあるそうだが、様々な機能を担っているようなので、産業との兼ね合いもあるだろうが、保護されてほしいところ。
宮古島中心部から少しはずれたところにある久松地区では昔ながらの赤瓦屋根の集落がまだ残っている。この地区には遺跡群や日露戦争時にバルチック艦隊の通過を目撃し、危険を冒して通知した久松五勇士の顕彰碑などがある。
他にもいろいろ回ったが、そのうちのいくつかの写真をあげておきます。
(つづく)