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耕作放棄地の再生、というほどでもないが、草ぼうぼうの畑の草取りなど

 引き続き、育児担当の今日このごろ。先週から草ぼうぼうの家庭菜園の畑を「再生」というほどでもないが、せっかくなんで、何でもいいから植えようと思って、近所の皆さんはもうきれいに畝などを作って、畑らしくなっているところ、遅ればせながらであるが、畑作りの真似事を始めている。

 きっかけは、福島原発事故以来、お世話になっていた福島市のNPO法人シャロームのひまわりプロジェクトに参加してみようとふと思い立ったこと。これはひまわりの種を福島から送ってもらって各土地で栽培し、収穫した種を福島に送り返してひまわり油として販売する、というもので、問い合わせると、すでに募集期間は終わっていたが、まだ間に合うとのことで、種を送ってもらい、さて、どこに植えようか、と考えたところ、ずぐに植えられるような場所はなく、どこも草ぼうぼうで結構大変な作業が待っていたのだった。

 プランターなどでも十分咲くみたいなので、それでもよかったが、せっかくなので地植えにしようと一念発起し、祖母が畑に出られなくなって以来、放置されてきた家の裏の家庭菜園を使うことにした。

 びっしりと根が張っている雑草は草刈機ではどうにもなりそうにないので、鎌で手作業で取っていくことにしたが、普段こうした作業はほとんどしない私にとっては、それはもう大変な作業だった。学生時代からずっと腰を痛めていることもあり、草むしりのような前かがみの作業はかなりきつい。しかも、強固に根を張った部分も結構あり、小さな畑だが、2日に分けてせざるを得なかった。

 その後、酸性に傾いた土地を中和するために撒くといいという苦土石灰を撒いて、さらに均すために鍬で畑を耕したのだが、これもなまった身体には大変な作業で、腕と腰が悲鳴を上げ、これも2日にわけてせざるを得なかったのだった。

 他の人にとってはなんてことない作業でも、自分にとって習熟していない作業をするのは面白い体験で、ただでさえ自由時間が取れない日々が続く中、育児や仕事の合間に、少しずつでも進めていこうと思っている。
 
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