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1971年滋賀県大津市生まれ。大阪外国語大学ロシア語科除籍。IT業界で働きつつ、2006年よりチェルノブイリ被災地で「ナロジチ再生・菜の花プロジェクト」、被災者互助団体「ゼムリャキ」を取材。

20150626の朝の身辺雑記

 ここのところ、引き続き、なんやかんやに時間が取られて、ツイートする時間も取れない。時期を外して畑を始めてしまったので、なかなか追いつかない、というのも大きく。あと、庭木なども放置状態だったため、伸び放題になってたのをいくらか剪定するとか、落ち葉の整理とか、それぞれ慣れない者にとっては一筋縄ではいかない仕事で、夏至近辺の日々ではあるが、日が落ちる前まで作業してたりする。

 そんな中、本人(私のこと)は知らないが、周辺に言わせると「離婚の危機」があったのだそうで、数日間口を利かない日々は確かに続いていたのだが、離婚については、結婚する前からその詳細をお互いに検討しており、言ってみれば常に離婚の危機にあるので、慢性化してて、改めて危機状態にあると言われても、そんなのは前からですよ、というのが私の言い分なのだが。

 夫婦になるからには、それなりに価値観について、大きな違いはないことは確認してるが、それでも子供の教育方針とか、住居のこととか、思っていたよりは違いがあったようで、その辺り、どう折り合いをつけていくか、なかなか簡単ではない。途中で方針変更がしにくい事柄に関しては、それぞれ簡単には引けないため、いろんな角度からお互いよく話し合って、どこに妥協点があるかを探っていくしかない。

 子はかすがいとはよく言ったもので、そういう状態にあっても、子供は知ってか知らずか、いつものようにいたずらをしたり、ぐずったり、やんちゃしたり、和ませてくれたりして、育児という共通項では協力せざるを得ないので、徐々に通常に戻っていったのであるが。

 将来安泰などとは程遠い私のような立場だと、嫁さんとしては将来不安が大きく、なかなかその部分で理解してもらえないみたいなのだが、いずれにしても、今後日本はどう考えても衰退局面に入っていくわけで、そんな中でどう生き抜いていくか。

 ちょうど結婚の直前あたりだったか、とある言論人の先生に会いに行ったのだが、その先生が我々夫婦に向かって言った言葉は「金儲けをしなさい。私にはそれしか言えない。」というものだった。その時はピンと来なかったが、最近時々思い出すことがある。

 ついこの間、そういえば、私と同年齢のパブリック・マンのあの方は最近どうされてるかな、とブログを見てみたら、様々な試行錯誤を経て、今はネットに依存しない形で収入を得る方向に舵を切られたらしく、以下のエントリーでこのように書かれている。

「私は、この5年間、さんざんITから逃げたいと言ってきたが、もうそれはやめる。ITを仕事の基礎にしていく」

 私自身も長らくIT業界で一プログラマとして主な収入を得ており、これが自分の天職だとはとても思えず、適性があるわけでもないのだが、そのように生きてきて、そして今後も私が微力ながら出来る事は主にこの仕事だと認めざるをえない。ただ、このような立場ではあるが、特定の組織のみならず、複数の組織で働き、また、IT以外の仕事も出来る体制を整えて、昔の「百姓」のように、複数の仕事を掛け持ちしながら暮らしていく生き方を模索し続けたいのだが、なかなか簡単ではない。今の世の中、税制とか行政などのシステムが一つの定職について働くことを前提としており、ここから外れるといろいろとめんどくさかったり、無駄に損をしたりする仕組みになっている。ただ、こうした前提自体が今の日本の袋小路の元凶の一つだと私は認識していて、これからこうした従来の働き方から外れる人が増えていくだろうし、私としては、そういう後続世代のためにも、出来る範囲でこの方向性でやって行きたいと思っている。

子供が日々成長、そして、ひまわりがやっと発芽

 今朝方、いきなり通告されたのだが、今日はなぜか育児・家事の日らしく、朝のオムツ替え(珍しく寝糞をしていた)から、食事、洗濯物干し、食器洗い、などなどを経て、寝かしつけたところ。午前中はあまり寝てくれないことが多いが、今日は足が熱くなっていて、寝てくれるかな、と抱っこしてゆらゆらしてたら、あっさりと寝てくれた。

 というような感じで、ここのところ、育児と畑仕事に追われていて、いろいろとやりたいこと/やらなあかんことがたまりにたまっているのに、手が回らない状態が続いている。いずれも、まとめてやることが出来ず、しかも毎日手を抜くわけにはいかないし、こちらの事情などおかまいなしに予想外の事が次々に起こるので、特にそうした事柄は初めての場合、時間がかかるもので、なかなか他のことに時間が取れずにいる。実際のところ、手を抜きまくっているのだが、それでも一定程度の時間はかかる。つまるところ、面白いからつい時間をかけてしまう、という面があるのは認めないわけにはいかないのだが……、面白がっていられるうちが花なのかもとも思ったりする。

 子供はそろそろ1歳4ヶ月になろうとしているが、今もなお昨日まで出来なかったはずのことをあっさりとやってのけるなど、日々成長していることが分かる。おもちゃの遊び方も以前とは違った遊び方をしてたりして、お~成長しとるなぁ、と実感することがよくある。ただし、イヤイヤ期がとうに始まっていて、自己主張も誰に似たのか、相当に強いので、食事時などはいつも戦いで、いかに食べたがらないものを口に入れるかの心理戦が繰り広げられている。ダメ親なので、たいていは根負けして、食べたがるものを与え気味になってしまうのだが、少しずつ改善していこうとは思っている。

 少し前、撮りためたビデオ映像を子供の祖父祖母に見せてあげようと軽く編集していた時、食事中、常にテレビ音声が聞こえるのが気になって以来、食事中はテレビはつけないように決め、今も一応そのルールは守っている。子供番組はほとんどまだ見せていないが、先日、たまたま見せたら、食い入るように見ているので、ちょっと何かしたいときに便利なので、オプションとして利用しようか、と思ってしまったが、映像は強い影響力がありそうなので、どうしようかもう少し迷おうと思う。

 畑仕事の方は、仕事という程ではないのだが、それでもいろいろと細々とした仕事があり、普段の水やりや草取り以外に、支柱を作ったり、草だらけの畑を少しずつ元に戻そうと試みたりしているところ。

ひまわり発芽1

 ひまわりは1週間経っても一つも発芽せず、うわー、全滅かいな、と絶望的気分に一時なったが、無事発芽してきた。たいていはひまわり栽培は2,3粒ずつ蒔いて間引きするものらしいが、今年は一つずつ植えてみることに決めていて、発芽率などを自分なりに確認してみようと思っているところ。やはり、発芽してくれるとうれしいもので、この育てる感覚の楽しさが園芸家にはあるんだろうな。

 昔、「ロボット」という言葉の生みの親のカレル・チャペックの園芸についての本を読んだが、どこか書棚にまだ売られずに残っていると思うので、本棚を漁るとしよう。

 今日はこんなところで。

幹線道路で道を間違えてUターンしようとしたところ、側溝で脱輪し、初めてJAFのお世話になった話

 週末、久々に車で遠出したのだが、あとはもう帰るだけという道で脱輪(というか落輪?)してしまった。ナビの計算で帰宅時間は23時台と出てて、休憩を入れると日付をまたぐ可能性が高く、出来るだけ早く帰りたい、という焦りが判断ミスにつながったんだろうと思う。

 現場はT字路から少し行ったところで、幹線道路で時々見かける、やや道細めの旧道とトンネル多めの新道の分岐点にあたるところで、まっすぐ行くと旧道、曲がると新道というようなところ。新道に行くほうが楽だし、ナビも新道を指示していたので、ほとんどの車が曲がるものと思っていたところ、前の車数台すべてまっすぐに行ったので、自分もついていってしまったのがそもそもの間違いだった。ああいう場合もちゃんと曲がれるようにならんといかんのだな。その直前に一度、間違えて一本早く道を曲がってしまったのも影響したんだと思う。

 というわけで、T字路をまっすぐ行ったところ、なんだか人気のない森の中の道に差し掛かったので、すぐに間違えたことに気づき、早いうちにUターンをしておこうとして、焦ったのも間違いだった。当日は大雨、しかも夜、そして、私は決して目の良い方ではない。こういう悪条件が重なったところだったので慎重に動くべきだったのが、左手にややスペースがあるように見える箇所があったので、そこに膨らめばUターンかませそうだ、とそのスペースに差し掛かった瞬間に、ガクっという異音が発生し、左前輪が脱輪したのだった。

 今思えば、まだタイヤが側溝の縁にかんでいたようなので、勢いがある(車体が動いている)うちに上手にハンドルを切れば、脱出できていたかもしれないが、脱輪してしまって、いくらかパニクったこともあり、そんなテクは思いもつかなかった。

 現場は街灯もなく暗い場所だったが、道路脇に反射ポール(視線誘導標、またはデリネーター[delineator:”輪郭を描く”の意]というらしい)がU字溝の外側にあったために誤認したのだった。道は二桁国道で、多くの場合、こうした幹線道路ではU字溝にはフタがあるものだと思うが、そこにはなかったのだった。

 とりあえず、降りてざっと見てみたが、割りと幅が広くて深いU字溝で、車体の下部分が地面についてしまっており、これは自力で脱出は無理だと判断し、人生初のJAFに連絡、小さな子を連れていたこともあり、いくらかパニクって、現在地を確認せずに電話してしまったのだが、一度切って、現在地の説明ができるように周辺状況を確認して、再度連絡、話が通じ、20分後に来てもらえることになった。

 待つ間、スマホで情報を見ると、FF車で前輪脱輪なら自力脱出可能、という話もあったが、大事をとって結果オーライだったと思う。10年以上前の車でもあり、不安要素がなくはなかったので。待っている間、オカマを掘られるのが怖かったが、側溝に脱輪していたため、かなり左によっていたことで危険はなかった。大雨であったが、見通しは悪くなく、車はちゃんと避けていってくれた。一台だけ車が停止し、我々の方に人が向かってきて、救助を申し出てくれたが、もうJAFを呼んだ後であり、ありがたい申し出ではあったが、丁重にお断りした。やんちゃ系な風貌のお兄ちゃんたちだったが、親切心で言ってくれてることは分かった。そう重い車ではないので、男3人ぐらいで何とか引き上げられそうではあったが、大雨が降っていて、ずぶ濡れ必至ということもあり、通りすがりの人にそこまでしてもらうのも気が引けた。

 ほぼ20分後に道でよくみかけるJAFの車がやってきて、現場検分、すぐにいろんな道具を取り出して作業にかかられた。JAFの方いわく、「ここでよくあるんですよ」だそうで、やはり、ここの側溝にはフタをしておくべきかではないかと思う。帰ったら早速行政に連絡してみようと思いつつ、実際にはすぐに忘れてしまうんだろうとも思いつつ。

脱輪1

 作業の実際は、いくつか丈夫な板を側溝の縁に渡して、そのラインまでジャッキアップ、ハンドルを左に切って、ゆっくりとバックする、というもの。

 動画を撮影しようとしたが、「あまりアップで撮らないでくださいね~(恥ずかしいので?)」とのことで、作業の邪魔をするのは本意ではないので、やめておいた。大雨の中だったが、テキパキと作業され、無事脱出でき、簡単な点検もしてもらった。JAF会員ではないため、12880円の出費は痛かったが、よい勉強代になった。

脱輪2

 自動車の運転をし始めて20年程度で、初めてJAFのお世話になったが、周囲に聞くと、車社会の田舎だからなのか意外とJAF会員が多いことがわかった。こういう経験をしても自分的に会費が高いので、会員になろうとは思わないが、自動車保険でロードサービスをやってる場合もあるらしく、また今後、嫁さんも運転していくことを考えると入っておいてもいいかもとも思い始めているところ。

 その後、視線誘導標(デニリエーター)を観察してるが、側溝の道路側にある場合、外側にある場合、いろいろであることがわかった。通常の小さな道であれば外側でも構わないが、こうした幹線道路でその位置でUターンが発生しやすい場所ではせめてフタをするか、フタをする予定がないのであれば、側溝の道路側に立ててほしい、と思ったことだった。

 無事故無検挙の私だが、時にはこういう経験も悪くない。すっかりビビって安全運転を心がけるようになったので。

福島ひまわりプロジェクトに参加、種を蒔いたところ

 今年、長期でどこかに出る予定はなさそうということもあり、福島のひまわりプロジェクトに参加することにした。畑は祖母の手伝いでミニトラクターで耕したり、獣害避けのネットを張ったりはしていたが、こうして一人で一からやるのは、小学校以来のことかも。事前にある程度調べてから着手したが、実際にやってみると、どうやればいいのか、適当でも育つだろうが、どの程度まで適当が許容されるのか、など、やはり戸惑うところも多々あった。

 特に長い間、放置していた畑の再生は大変で、なるほど、田舎の人たちが雑草を嫌う心理がよくわかった。最近では雑草を見ると気になって、刈り取りたくなるようにまでなってしまったが、こういうのはほどほどにしておかないと……。

福島ひまわり播種
シャロームさんより送っていただいた種

 あまりたくさん送ってもらっても、ということで、今年は少なめで100粒ほど送ってもらった。ひとまず、小さな畑とプランターでやってみようかと思っているところ。

 ということで、まずは播種から、ということだが、直播きでもいけそうだが、畑の状態に不安があるので、ビニールポッドで苗にしてから、というのが無難っぽいので、その準備をしておき、あとは播種だけという状態にしておいて、蒔くタイミングを図っていた。あまり早すぎても発芽しない、という情報があったので。しかし、そんなこんなしてるうちに6月になり、慌てて種を蒔いた(というか、穴を掘って埋めた)ところ。

 ひまわりの種の発芽は20度から25度とあったが、シャロームさんのサイトでは15度~20度とあり、今週はずっと20度越え25度以上になるような暑い日が続いていて、ちょっと遅れてしまったかと思ったが、昨日から寒いぐらいになり、今も20度を切っているので、ちょうどいいかも。よく知らないけど、品種によって違うこともあるだろうから、出来れば20度までの方がいいんじゃないかと。

 発芽しないのも結構あるらしいが、どれぐらい発芽してくれるか。。。

福島ひまわり播種
100粒ほどの種

子供が咳き込んだ勢いで吐いてしまうことがあるので、受診してきた

 今日は1歳の子供と二人で留守番。といいつつ、先々週風邪を引いて以来ずっと鼻水と咳が治まらず、時々咳き込んだ勢いで吐いてしまうこともあり、午前中はこの前も診察してもらった医師の元へ。予約がうまくいかず、2時間半待ちになってしまい、一旦帰るにはうちは山の中で遠すぎるので、せっかく「下山」してることもあり、普段行かないところに行ってみることにして、近くの図書館に行くことにした。

 多分、子供と図書館に来るのは初めて。絵本の読み聞かせは時々はいただきものの絵本でやってるが、図書館はもう目移りするほど本があり、小さな図書館だが、なんだか途方に暮れてしまった。

 子供はまだ1歳で言葉がちゃんと理解できてないため、ごく単純な絵本がいいのだが、家にあるいただきものの絵本はもっと年長さん向けのが多く、いつも自分なりにアレンジしながら対応している。子供は子供で絵本の絵自体で楽しんでいる面もあるようなので、適当に読み飛ばしながら一緒に読んでいる。絵本に詳しい人によると、ちゃんとものと言葉の対応を理解させた方がいいみたいではあるが。。。

 図書館には靴を脱いで上がり込むスペースがあって、いくらか年上の子がちらほらと出たり入ったりしていたが、保育園とかには行っていないため、他の子を叩いたりしないか横目で眺めつつ、私は私で図書館の本をつい読んでしまったり。3歳ぐらいまでは子供同士で遊ぶことはできない、という記述をよく目にするが、一応、物の受け渡しなどをやりあってたりして、それはそれでコミュニケーションが成り立ってるといえそうな気がするのだが。

 などしてるうち、時間になり、医院に戻り、診察を受ける。痰を出しやすくする飲み薬と24時間の貼り薬「ホクナリンテープ」というのを処方してもらう。とにかく、今、食べさせても吐いてしまう可能性があり、食事させるのに気を遣っているのたが、これで快方に向かってくれるといいんだが。夜中も、ちょうど数ヶ月ぐらいのとき、鼻呼吸がうまく出来ず苦しそうにしてることがあったが、今もそんな感じになることがあり、「ママ鼻水トッテ」とかで取ろうとしても、強烈に嫌がるので、難儀している。今回の処方でこういうのもついでになんとかなってくれるといいのだが。

 しかし、鼻水をティッシュやガーゼなどで拭われるのも、ものすごく嫌がるのだが、何でなんだろう。鼻が通り、鼻周辺がすっきりするから気持ちよくなるのになぁ。今やティッシュを見ただけで前もって、手で拭ったりする知恵をつけてしまったのだが、そんなに嫌なものなのか。といいつつ、私に抱きついてきた瞬間に鼻水を服になすりつけたりもするので油断がならない。子供が親の嫌がることをして、ニターとする、というのを聞いてたが、1歳からするものだとは思わなかった。もしかして、なめられてる? 威厳ある父親タイプじゃないからなぁ。。。