水道水中の残留塩素測定月間

 まだ、まったく読まれていないブログだが、赤子のお風呂&授乳が終わったスキマタイムを狙って、小ネタをひとつ。

 限界が近づいてきている我が集落では、行政がやるべきことの一部を自治会が代理で行うことで、ただでさえ足りない収入のちょっとした補助としている。自治会費は一時期は月1万円になっていて、年金生活者から苦情が相次いでいたが、下水道や共同アンテナの問題が解決され、侃々諤々の議論の末、値下げとなった。しかし、それでも月5千円となっていて決して安くはない状態が続いている。

 今月、私が担当しているのは水道水中の残留塩素検査で、毎朝、テストキットを使って測定している。やり方はこの残留塩素(遊離) 共立パックテスト(PDF) の通り。これは濃すぎても薄すぎてもいけなくて、毎日一応、台紙を見ながらチェックしているが、だいたい0.2前後になっていて、異常値になったことはない。そんな簡単に異常になったら困るけど。

水道水中の残留塩素チェック
上のヒモを取って、空気を抜き、水を吸い込む

残留塩素テストキット
測定結果

 この測定とともに、気温・水温を測定して、天気・色度・濁度とともに用紙に記入して、終了。これを一ヶ月ずつ続け、次の人にバトンタッチする。

 だいたい同じ時間に測定することになっているらしいのだが、つい忘れてしまってやや遅れる日もあった。私のような勤め人でも、一ヶ月程度ならこれぐらいの手間であれば行政に代わってやることは問題ないレベル。都市部でこういう試みをやってるところがあるのかどうか知らないが、声の大きな反対者が、やめさせそうな気がするが、どうだろう。なんぼ税金払ってると思っとるんじゃ~、ボケ~、とかなんとか。

 すでに衰退局面に入りつつある日本では、私の住んでいる地域のような辺境が自然と「先進地域」になっているようで、こうした試みがごく普通になるともう少し税金の使い道もマシになっていくんではないかと思ったりするのだが。

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<<追記>>
 一度、まったく色が出ないことがあり、これは大変だ~、と焦ったが、再測定するとちゃんと色が出た。間違えて前日の水で計測してしまった、というオチだった。一晩静置すると塩素が抜けるので、毎晩水を汲んでおくという知人がいたが、自分で計測してみて実感として理解できた。水道水程度の塩素なら健康に害はないようだが、塩素臭が気になるなら一晩置いた水を使うのがいいみたい。
一晩置いた水は塩素抜ける

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<<さらに追記>>
こちらのサイト によれば、「“汲み置く”ことではなく、“直射日光に晒す”ことが重要」ということらしい。


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